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  • 手紙処GINZA担当 鍋島 やよい

”手紙”に対しての想い

お手紙を書いていると、お参りに似ているなと思うことがよくあります。
手紙を用意して、実際に書いてみると、自分が今までに気づかなかった気持ちや、
自分が意識もしなかった言葉が手紙に出ていて、
自分ってこんなことを思っていたんだ、と読み返してみて初めて気付くんですね。
誰かに手紙を書くときも、自分の気持ちがはっきり現れるので、
相手の方への自分の気持ちがはっきりするのが”手紙”なんだ、という風に感じています。

それって、御本尊に向き合って阿弥陀さまにお参りしている時の感覚にとても似ているんですね。
普段のせわしない生活の中で、お経と法話の会で、御本尊と向き合ってお参りしていると、
自分の心が鏡のように見えて、自分の焦りや落ち込んでいることを御本尊から教えてもらったりするんですね。
自分の気持ちを客観的に知ることができるんです。

相手に手紙を書いているようで、自分の奥底の自分自身と向き合う。
それが手紙が持っている個性だと私は思っています。