最近の女性のお墓事情

お墓の悩み

今回は「最近の女性のお墓事情」についてお話させていただきます。
 
お寺の窓口におりますと、ご門徒さまや参詣者の方から、お墓のお話をいただきます。20-30年前までは、お墓の継承は長男が受け継いでその家のお墓を守るということが、当然のように行われてきましたが、最近では少しずつ事情が変わって来ました。
 
まず、女性が嫁ぎ先のお墓に入りたくない、実家のお墓に入りたいなど、女性が日ごろ思っていることを素直に出せる時代になってきました。また、男性は従来のお墓や夫婦のお墓、家族一緒のお墓に入りたいと思っている方が大半ですが、女性は1人用のお墓や永代供養墓に入りたいと思っている方が全体の30%ほどいるそうです。
 
また、生涯未婚の方が増加傾向にあります。2030年には男性3人に1人、女性4人に1人と予想されております。そうなると、従来のお墓ではなく、ご家族に迷惑がかからない永代供養墓や、お寺でお友達になった方(寺友)と一緒のお墓に入りたいと思っている方が増えてくるのではないでしょうか。寺友を作る方も男性より女性の方が多いようです。證大寺でも、「浄縁の集い」という證大寺をご縁として集う会がございますが、1人で参加されここでお友達になった方は、女性同士が大半です。お墓に限らず、終活をしている方や、ご自身の死後の事を考えている方が最近では増えてきて、お墓事情も多様化しています。
 
お墓の在り方が多様化したとしても、大切な方が亡くなられた後、その方を偲びお参りに来られます。思い立った時いつでもお参りに来られるように、永代供養墓や、お1人さまのお墓など、お骨が埋葬されているお墓が心の拠りどころになるのではないでしょうか。そのためには、海洋散骨や宇宙葬でお骨を散骨するのではなく、ご自身が納得するお墓を考えてみてはいかがでしょうか。私も、そろそろ両親のお墓の事や私自身のお墓の事など真剣に考えなくてはならない時期に来ています。

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